8歳のときにブレイクダンスを始めてすぐに頭角を現し、若干10歳で日本のブレイクダンスシーンのトップに躍り出たBBOY TAISUKEさん。
国内最大のダンスバトル「DANCE@LIVE」のBreak’n部門では前人未到の6回優勝を成し遂げ、世界最高峰のダンスバトル「Red Bull Bc One」では準優勝2回を獲得し、世界に11人しかいないRed Bull BC One All Starsにも選出されています。
更にTAISUKEさんが主宰するチーム【THE FLOORRIORZ】では、ブレイクダンスの世界大会「BATTLE OF THE YEAR」を3連覇という偉業も達成するという、名実共に日本を代表するブレイクダンサーです。
そんなTAISUKEさんに、ダンスに用いるスピーカーとしてDYNAUDIOのワイヤレススピーカー「Xeo2」と「Music3」を体験してもらいました。
(Interview by T.moroyama / Photos by H.oshima)
-スピーカー(Xeo2/Music3)を見たときの第一印象はいかがでしたか?
第一印象は「ビックリ」でした。テストで大きな音を鳴らしているのを聴いて、そのあとスピーカーが目に入って、想像していたよりずっと小さかったので驚いたんです。こんなにコンパクトなのに、こんなに大きな音が出せるのかと。しかも、低音の振動がしっかり身体に伝わって、音が身体に入ってくるので、ダンサーにとってはとても魅力的です。
-これまで使用してきたスピーカーと比べて、どんなところに好感が持てますか?
実は私達ダンサーにとって、スピーカーは「場所を取る」イメージがあります。スタジオでも上から吊るしているところが多いし、スペースの確保のために置き場所に悩むんです。これだけ小さくてしかもワイヤレスなら、重量制限で吊るせない、配線が回せないということもなく、Xeo2に関してはコンセントさえ用意できれば屋外でもどこにでも置けて良いなと思いました。
-デザインはどう評価しますか?
Xeo2のデザイン、気に入っています。目立たないけれども、きちんと存在感を放っているんです。たとえば「ここで鳴っているぞ」という強い自己主張ではなく、小さくて目立たないのに「どこで鳴っているのかな」と目を向けるとすぐ見つけられる、そんな感じです。
-どんな場所、どんな用途に利用してみたいですか?
個人的にXeo2の実力もさることながら、このMusic3もコンパクトながら音のクォリティが高く、しかもWi-hiで最大6台まで繋がるので、6台用意して円形にバランスよく並べてその中でダンスしたらどうなるのかなって思いました。そういうシチュエーションはあまりなくて、多くても4台くらい。それも配線が凄く大変です。これなら簡単にセッティングできるので、一度試してみたいですね。雰囲気が全部変わるんじゃないかなって、想像するだけでワクワクします(笑)
-仕事柄、よく聴かれるダンス系の音楽との相性についてどのように感じましたか?
ヒップホップ系のスローテンポからアップテンポ、メロディのキレイなポップミューミックなど、タイプの異なる音楽を幾つか掛けてみましたが、高音も低音もとてもいい響きでした。得意な音楽ジャンルのようなかたよりがあまりなさそうで、ダンスミュージックに限らず、様々な音楽を楽しめるのではないでしょうか。
この日はTAISUKEさんが主宰するダンススクールTHE FLOORRIORZ Academyの練習にて取材しました。
通常はPAアンプ4台で練習用の音楽を流していますが、特別にXeo2のステレオ1セットを使用し、普段との違いを体感しながら練習しました。
ダンススクールの生徒やTAISUKEさん自身も、Xeo2の1セットのみで必要十二分な音響を体感し、確かな音質を感じ取ったようです。
Profile:TAISUKE
1990年8月3日生まれ、長崎県出身。日本のThe Floorriorz、ALL AREA、Cool Crew、海外のMighty Zulu Kingz、Redbull BC ONE Allstarsなどのチームに所属。2008年、Red Bull BC One 準優勝。日本を代表するブレイクダンサーの一人。
DYNAUDIO Xeo2 ¥180,000(税別)
DYNAUDIO Music3 ¥110,000(税別)